無垢材のフローリング をDIYで貼る。畳からフローリングにセルフリフォーム。

 

 

 

前回は畳からフローリングにするために必要な根太と合板による下地の作り方を紹介しました。

まずはフローリングを貼るための下地はできてますか??

 

DIY初心者でもできる。畳からフローリングに貼るための下地土台の作り方。根太と合板を使った捨て貼り工法。



今回からは前回作った下地にDIYで

フローリングを貼っていきたいと思います。

 


 

 

フローリングの種類を選ぼう。

 

まずは仕上げに使うフローリングを選んでいきましょう。

フローリングには大きく分けて二つの種類があります。

一つは良くマンションや一般住宅に使用されている複合フローリング。

次に1枚の木材から加工して作られた無垢材のフローリング。

今回は

無垢材で木材はヒノキのもの厚みは15mmを使用した。

 

桧の特徴

 

(桧)ヒノキは日本で古来から木造建築に使われてきた木材で、世界最古の木造建築といわれる法隆寺もヒノキを用いられて建てられていて、その歴史とともに杉と並んで日本人にとても馴染み深い木材です。

特徴としては針葉樹の一種で、フローリング としても足触りの良い適度な柔らかさと(その分傷つきやすい)冬場でも足場が冷たくなりにくく

また桧風呂に代表される爽やか香りも人気の1つでしょう。

あらかじめ、部屋の平米数を測っておいて、足りなくなるといけないので少し余裕を持って注文しました。

長さは2mのもの使ったので、搬入するとベランダいっぱいフローリング材がふさがれてしまい足場がない状態に。。。

 

 

ヒノキの無垢材。節ありのものを使用

 

フローリング材の仕組み

 

 

フローリング 材は普通の木板と違って
実(サネ)と呼ばれている継ぎ手部分(フローリング材が組み合わさるところ)を凹凸に部分をはめ合わせてフローリングを施工していきます。

 

 

フローリング の貼り付け方法

 

フローリング 板の貼り方の行程はおおまかに

 

サイズを切り出して使うフローリングを決める

ボンドで仮固定

トンカチと当て木を使ってサネを噛み合わせる

釘やビス、タッカーなどを打ち込んで固定する

 

の手順で張り合わせていきます。

 

 

フローリングの固定方法

 

フローリングを固定するのにはタッカービスの三種類の方法がある。

まず釘を使った方法では当て木とポンチを使ってカナヅチで釘をフローリング に打ち込みます。

このやり方は一般的な方法でよく紹介されていますが一本、一本手動で打ち込むため時間がかかります。

次に針をタッカーという機械で打っていくやり方で一番、早くて効率的ですが、フロアタッカーは買うのに高価な代物です。

ってなわけで、

今回はインパクトドライバーとフローリング ビスを使う方法を選択しました。

 

 

ビスの方が釘よりも締め付けに効果によりフローリングを張り合わせた際に床鳴り防止と
しっかり固定できることのこと。なによりもインパクトドライバーさえあれば、素人でも簡単にフローリングをビスどめできるので、オススメです。

 

使用する接着剤とビス

 

前回の下地作りでの根太の接着にはネダボンドを使用しましたが
フローリング の張り合わせに使う接着剤は1液性ウレタン樹種系床用接着剤を使用しましょう
よく使われる木工ボンドや水性ボンドを使うと乾いた際に床鳴りの原因になるので、使用は厳禁との事。

市販で売られているのではウレタン接着材は

コニシのボンド 床職人これ一択でしょう。

今回は600mlのものを4本使いきりました。

ビスはフローリング ビスといわれる、普通のビスよりも直径が小さめの径2.5mm程度で長さは38mm以上のものが選ぶと良いでしょう。

今回は10畳ほどのフローリング を張り終えるまでに計300本ほどのビスを使用しました。フローリングビスはホームセンターで品揃えが少ないところもあるので買える場所でまとめて買うのがオススメ。

ネットで購入するなら

天野製作所 フローリング用ミニビス 2.4×38㎜ 420本入

がフローリングで使用できるサイズになります。

 

 

フローリング の貼り合わせ方

 

フローリング の貼る方向については
強度の面からフローリングと合板下の根太が直行するように貼っていくのが基本になります。

 

 

貼り合わせの模様にも、様々な種類がありますが

今回は自然な感じに仕上げたかったので一枚、一枚繋ぎ目がランダムに不規則に仕上げる乱張りという方法で貼っていきました。

1列目からフローリング を貼っていき切って余った板を

次の端から順に貼るだけで

自然に違和感なくランダムに貼れて、

施工する方も板割りの計算をしなくていいので簡単です。

 

乱張りの例。フローリングのつなぎ目が重ならないナチュラルな仕上がりに。一列目を張り終わって余った端材からスタートして順に貼っていけばいい感じの乱張りに仕上がる。

 

無垢材は天然の木材なので、フローリングによって色味や節の入り方が一枚一枚ちがうので、自分で仕上がりの貼り合わせをイメージしながら使う木を選んでいきましょう。

 

 

さあ実際に貼っていこう。

 

 

今回は部屋壁に凹凸がない元和室の部屋の左端から貼っていきました。

下地がゴミなどで汚れている状態だとボンドのつきも悪くなり施工に影響を及ぼすとのことなのでまずは軽く下地を清掃しましょう。

 

 

張り合わせるフローリング を決めたらボンドを床にたらしてその上にフローリング を置きます。

本当はフローリングの裏の溝に合わせてボンドをつけるのが、正しいやり方の模様。

多すぎず少なすぎずの量を塗布していきます。

 

 

この床用のウレタンボンドは白液状で一度つくと粘液質で、とれにくい材質になっています。

もし施工中にフローリング の表面に間違ってついてしまったら素早くティッシュなどで、拭き取りながら作業を進めましょう。

作業中にフローリング表面に付着したボンドをウェットティッシュで拭いていたが、完成後に所々残ってしまい取れないので細かいヤスリがけをしたりと大変でした。後々調べてみるとボンド ふき太郎というウレタンボンド専用のふき取りシートがあるらしくこちらは用意して作業するのがオススメ。

 

ボンドを床につけたらしっかりサネを噛み合わせる為にフローリングをスライドさせて余った端材などで当て木をしながらフローリング の噛み合わせ部分をトンカチで押し込みます。

直にフローリングをトンカチで叩いてしまうと衝撃で割れてしまうので必ず当て木をしましょう。

少しフローリングのオスザネ方向を浮かせながらスライドしてはめるのがコツです。

 

 

 

その際に無垢材は天然の木なので、季節により伸縮する為

フローリング の間と間に本来はスペーサーを挟んで、施工する模様。

フローリングをきちきちにしすぎると、夏は湿気により膨張してそりあがってきたり、逆に隙間を空けすぎると冬は乾燥により収縮してフローリングの繋ぎ目が開きすぎてしまうので適度な遊びが必要なようです。

 

 

開ける隙間は

夏場は0.2mm~0.3mm

冬場は0.3mm~0.4mm

が理想との事。

本来は樹脂製のスペーサーがあるようだが

今回は100均で売っている写真の印刷用紙をスペーサー代わりに代用しました。

 

100均で買った写真ハガキの紙

 

こちらの用紙、厚みが1.8mmなのでスペーサーとしてちょうどいいかなと思った次第です。(厚紙なので後で抜くときに少し大変でした。)

 

きちきちにフローリングを詰めてしまうと夏場に木が膨張して最悪、床が反り上がる状況に。

 

 

フローリングの実(サネ)がちょうどハマった

横からも同様に当て木をしてトンカチで叩きます。

無垢材は横の長さ方向は、ほとんど伸縮しないので、
幅方向の伸縮だけを考慮すればいいとのことなので横は奥まで打ちこみました。

 

 

 

ボンドによる仮固定が出来たらビス止めしていきます。

 

フローリングビスはオスザネの上から斜め45度で打ち込んでいきます。次のフローリング を噛み合わせる為、ビスの頭を奥にまで打ちつけましょう。もし入りにくかったら一度打ち込んで少し逆回転で戻してからもう一度打ち込めばしっかり奥まで入っていきます。

 

写真はインパクトドライバーに備え付けのビットを使用してますがビスが小さいのもあり回らなかったので小さいドライバービットを買い足しました。

 

 

 

頭が出ていると次のフローリングをはめ込むとき支障が出る。

 

ビス頭が隠れるまで奥までしっかり入れよう。(これは少し入りすぎ。。。)

 

約30cm間隔でビス止めをしていきました。

 

桧は柔らかい木材なので、そのまま下穴を開けずにインパクトドライバーでビスうちしても大丈夫だろう直接打ちつけてましたが、板端の方では裂けて割れてしまうトラブルが。。。

 

 

オスザネが潰れてしまうとと仕上がりに支障をきたすので新たなものに張り替える必要があります。

下穴を開けずにビスを打ち込むとサネに負担がかかるので本来はきちんと下穴を開けてから施行するようが良さそうです。今回は手間を考えてフローリングの両端だけに下穴を空けてビス止めしていきました。

 

元和室の捨て張り合板と敷居とのつながり。 0.5mmでも段差があるとフローリングがはまらなくなり改めて下地作りの重要さを感じる。少し苦戦したがサネの遊び部分が広いフローリングを選び、対応した。

 

敷居をノミで削る。木製の敷居をDIYで平らにする方法。

 

 

柱や部屋の凹凸部分の対応

 

 

部屋が全て正方形にできていればいいのですがそう上手くはいきません。

柱や凹凸がある部分はフローリングを削り出して、調整します。

 

 

丸ノコとノミを使って記し付けして切り出しましたが、細いフローリングの切り出しはジグソーを使って作業してあげると便利です。

 

 

後半になると作業のスペースが狭くなるので、自ら床の上に乗り込んで作業をしていきます。

 

 

最後の一列のはめ込み方

 

壁際の最後の一列のフローリングのはめ込みがDIY施行では至難の技だと言われてます。

まずフローリング幅を壁際からサイズを測り幅の長さカットします。

そのままだと入りづらいので、下図の赤線みたいにフローリング の下方を斜めにカットするとスムーズに入りやすくなります。

 

 

ちなみに丸ノコギリは傾斜をつけてカットできるようになってるので、そちらを使うと良いでしょう。

今回は丸ノコと上手く切り込めないところはノミを使って削り出ししました。上からは見えない部分になので、多少荒くても大丈夫。

 

 

最後にフローリング の段差になる部分の角が当たっても痛くないようにサンダーで削りました。

 

段差になるところはそのままだと危ないので。
サンダーで角取り。ヒノキは柔らかい木材なので、ヤスリもかけやすい。

 

こちら写真に写っている 新興製作所 サンダーは価格は安く、パワフルに使えて小型のサンダーとしてはとてもコストパフォーマンスの良い評価の高い製品です。

 

 

完成

 

 

 

 

今回初めてのDIY、初心者セルフリノベーションで、無事畳からフローリングに張り替えることができました。

 

細かい部分は甘いところがありますが、おおむね満足した仕上がりで今のところ下地からの軋みもなくまた生活してみて不具合がないかは追って更新してみたいと思う。

 

よくネットには作業時間1日と記載されていますが、

フローリング張りだけで一人で作業すると3日間はかかりました。

もしフローリング張りをDIYでするなら人手を借りて、分担作業する方が効率が上がるでしょう。

次回はこのフローリングにワックスがけをしていきたいと思います。

 


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