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団地の畳を剥がしてみた。 フローリングにDIYする為の下地の確認方法。

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Basho
Basho

こんにちは。

 

DIY好きで、旅をしながら自由に生きる

〜新ノマド的 侘旅人〜

を目指しているBashoです。

 

今回は

DIYで畳から無垢材のフローリングに張り替える為の

作業を順を追って公開していきたいと思います。

 

畳から無垢材のフローリングに張り替える為に必要な道具と費用についてはこちらから

DIYで畳からフローリングに張り替える為の費用と必要な物リスト 

 

 

畳部屋からフローリングに張り替える為の流れ

 

 

畳の部屋からフローリングに施工するには一般的に

 


 

まず畳を剥がす。

剥がした畳の下地の上から木材で新たな土台を作る。

DIY初心者でもできる。畳からフローリングに貼るための下地土台の作り方。根太と合板を使った捨て貼り工法。

その上からフローリングを貼る。

無垢材のフローリング をDIYで貼る。畳からフローリングにセルフリフォーム。

 

 


 

という手順になります。

 

 

今回は畳を捲ったあとは

どんな下地が出てくるのか、

その下地からDIYでどういった土台を作っていかなくては

いけないのかを検証していきたいと思います。

 

奥側に見える6畳の和室の畳をめくる。 もちろん洋室との仕切りになっている襖も外した。

 

 

今回剥がす畳は六畳の和室、

こちらの畳を捲って隣の洋室と繋いで、

最終的には

1部屋のリビングキッチンにしようという計画です。

 

DIYする部屋の間取りについてはこちらから

 

 

まずは畳を剥がして下の土台を確認してみよう。
畳の剥がし方はマイナスドライバーやノミを畳の端から差し込んでテコの原理で持ち上げれば直ぐに持ち上げることができます。

(畳一枚でも持ち上げるのは結構重たいので注意。)

めくった下はどんな感じになっているのだろうワクワク覗いてみると

 

畳の下には板張りで作った下地が出てきました。

 

 

年季が入った感じの板張りの下地。古さは感じるが上を歩いても軋みなどはしないので今回はこの上からフローリングを貼る為の土台を作っていきたいと思う。

 

この畳を剥がした後の下地が

しっかりしてる状態なのかどんな下地が敷かれているのかが

この後にフローリングを貼る為にとても重要になってきます。

もし畳下の下地もボロボロな状態だと

その下地の土台から自ら作り直さなきゃいけなくなります。

そうなると素人DIYでは手に負えないレベルの作業になってくるので、

こちらなどで、

素直にリフォーム業者に頼む方が安心です。

 

 

上辺に見えるのが複合フローリングの洋室、あいだにプラスチック製の敷居があり下辺に畳を剥いだ後の下地 部屋をつなげて新たなフローリングを敷くためにはこの三箇所の段差をなくしフラットな状態になるようにしていく必要がある。

 

 

畳下の下地は家の作りによって様々である。

 

 

今回は板張りの土台が出てきましたが、

畳の下の土台に関しては

団地の作りや時代によって、違う為に捲ってみないと

分からないのが現状です。

 

古い時代の団地だと

木毛セメント板という木材とセメントで固められた下地が出てくる例もあります。

 

木毛セメント板

出典:竹村工業株式会社

 

 

木毛セメント板も防音、湿気とともに優れた下地ではあるが

ただの木材ではないので、この上からフローリングを敷く為の

土台を作るのは、手慣れた人でないと難しいかもしれません。

 

実際にUR賃貸のDIYを紹介している

団地をDIYして暮らしています。

DIYレポートのページでも下地に木毛セメント板が出てきたので、
土台作りだけは業者にお願いして、
フローリングだけ自分たちで行うという
流れを紹介していました。

 

出典:MIJI×ur団地をDIYして暮らしています。

 

古いタイプのマンションだと畳の下は
そのままコンクリート下地が出てくる場合もあります。

 

 

以上のような様々なケースが考えられるので、
和室の畳からフローリングに貼りにかえを計画する際はまず畳の下からの状態を
要チェックしてから施工内容を組み立てなくてはいけません。

 

 

畳の下地、厚みから新たに作る土台を想定する。

 

 

畳を剥がして土台を確認したらその畳の厚み幅からフローリングの厚みを計算して土台を作っていく形になります。

畳の厚みに関しては約5.5cm〜6cmが

一般的であり今回は約5.5cmの厚みの畳が敷かれてました。

なので土台の根太と合板で5.5cmの高さを確保しなくてはいけない。

 

畳を捲った下地から洋間と同じ高さに合わせた土台を作らなくてはならない。

 

今回は敷居でまたがれている和室と洋間の二部屋を

一部屋のフローリングにする計画なので、洋間と敷居と畳を捲った後の和室、三ヶ所全ての箇所を同じ高さにする調整する必要があります。

(和室のみをフローリングにすり場合はフローリングの厚みを引いた厚みの土台を作るようにす必要がある。)

 

 

そして問題なのは和室と洋室の間にあるこの敷居。

 

 

次回は

プラスチック製の敷居が部屋を横断しているのを

 、バリアフリーにするために

こちらを取り外して敷居の段差をなくして

フラットな面を確保できるのか??

について記していきたいと思います。

 

敷居をノミで削る。木製の敷居をDIYで平らにする方法。


 

今回は畳を外して自ら土台を作ることにしましたが、DIYにて和室をフローリングにする場合、フローリング板を貼る作業より、土台を作る作業の方が、力量と労力が問われます。

もし畳を剥がして自ら土台を作るのに不安があるのであればフローリングの下地だけリノベーション業者に任せるのもひとつの手(しっかりした土台を作らないと床鳴りの原因に)

【リショップナビ】

であれば、全国どの場所でもリノベーション業者の最安、最適価格が調べられるので、畳を剥がしてみて自分でやるのに不安が出てきたら一度見積もりだけでもとってから検討してみるのもいいかもしれません。

 



 


 

まとめ

 

・畳はドライバーなどで簡単に捲ることができる。

・畳の下地はその建物や作りや時代によって異なってくる。

・畳の下地の状態が大事、畳を捲ってみてその上に土台を作れるか判断しよう。