おしゃれなイメージに惑わされない。本当は残念な無印×UR 賃貸の実態!!。
最近はNFT初心者から
スタートで約7日ほどで
自分のNFTアート
が売れたBashoです。
現在、UR賃貸と無印良品が、団地リノベーションプロジェクトとしてコラボした
無印×URが話題になっています。
おしゃれなイメージだけに惑わされないように筆者の内覧の経験と実際に住居してる方の声をまとめてみました。
無印×URとは??
出典 UR賃貸住宅
団地の高齢化が老朽化が進む中、家作りにも定評がある無印良品が、今の時代にあったリノベーションを、施して団地の良さを見直して立地な優れた部分を生かしながら新しい賃貸住宅を提案するプロジェクトで、UR×無印にはとても昔ながらの団地とは思えないようなモダンな内装の部屋が公開されています。
団地が理想の家になる
あらためて見ると、団地はとても贅沢な敷地条件で建てられていることに気がつきます。 建物の間隔が広く、光や風がよく通り、たくさんの緑がある。現在ではなかなか実現が難しい、ゆとりのある住戸も多い。 もしかすると団地は、いま都市に住むための場所として最も賢い選択肢かもしれません。 MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクトは、そんな団地の良さを見直し、優れた部分を上手に生かしながら、そこに無印良品が積み重ねてきた知恵や工夫をそっと掛け合わせて、これまでにない賃貸住宅をつくる活動です。 賃貸に愛着を持って長く丁寧に住みつないでいくことが、これからの日本の暮らしのスタンダードになってほしいと思います。
ホームページの写真でもとても昔の団地とは思えない素敵な空間にリノヴェーションされているのを感じられますね。
無印好きではなくてもこんな家に住んでみたいと思うはずです。
・実際にはどんな感じ??
筆者も無印×URのホームページを拝見しイメージと期待を膨らませて実際に内覧をしてみました。
ここではその筆者の体験と住んでいる方々から良くコメントとしてあがっている
無印×UR賃貸の実際は残念な部分をあげていきたいと思います。
壁のペンキの塗装のベタ塗り感が残念な仕上がり。
真っ白で壁紙が無い為湿気対策やカビには要注意。
無印×URでは空間を
フラットにするため
和室を含めて全ての空間を真っ白な水性ペンキで塗りあげています。
白は光が回りやすい性質と共に広く見える効果もあり無印×URのサイトに掲載されている画像を見る限りではとてもシンプルかつおしゃれで良く見えるのですが、筆者が内覧して実際に近くで見てみるとその水性ペンキで仕上げた内装はいかにもベタ塗りした感じが強く自然な仕上がりには感じられませんでした。
サイトのイメージ写真では光の回して引いて撮ってあるのと、おしゃれな無印製品の家具も適度に置いてあるのが功を奏してとてもいい雰囲気の内装に見えるのですが、実際のところテカテカした水性ペンキがボコボコした質感にベタ塗りされた感じでとてもサイトに載ってるイメージとはかけはなれた様子でした。
何故このような塗装に仕上げているのか気になって調べてみると
以下のような説明がありました。
- MUJI×URの全てのプロジェクトのポイントなのですが、壁の仕上げは艶消しの白い水性の塗装仕上げとなっております。MUJI×URでは、もとの壁を壁紙で覆い隠すのは、「つくりすぎず、こわしすぎない」というコンセプトに合わないこととされており、壁紙は今のところNGとなっています。「つくりすぎず、こわしすぎない」ざっくりとした味わいを出すために、こうした薄紙の上から注意深く塗装を行っています。この辺りの工事の「さじ加減」が、職人さんにも求められるプロジェクトです。
引用 団地リノベーション完成 ここだけの話 2015
無印良品の見立てによってこのような手法をとった模様ですが全部の薄紙を綺麗に剥がすのが大変だから(実際に大変で労力がかかります)
まだらにとってその上から目立ちにくいようにペンキをベタ塗りしましたとしか感じられない仕上がりの印象を受けました。。
これは人の感覚によって違うかもしれませんが筆者はこの壁と内装の仕上がりを見た瞬間に、無印×URに魅力を感じなくなってしまい
つくりすぎず、こわしすぎないがコンセプトであるならば柱や鴨居の木の部分は白テカテカのペンキ仕上げずにせずに自然に残しておいた方が良いと感じました。
またUR賃貸は一般的には高度経済成長期に建てられた古い団地が多い為、お風呂に換気扇が付いていなかったり構造上、湿気がたまりやすい部屋が多いのですが壁紙を剥がして、真っ白なペンキをの壁にカビが生えた時は悲惨な感じになりそうです。
以下のような体験談もありますので湿気対策には要注意です。
MUJIxURの雰囲気を出すためか、律儀に白く塗装されていますが、
いまだに何のための木なのかさっぱりわかりません。
ということでMUJIxUR賃貸住宅については、URの指示を忠実に守って1日中換気をしても、カビが生えることが判明しました。
引用 [MUJIxUR]窓があるのにどんどん増える風呂場のカビ
せっかくリノベーションされて見た目も綺麗な真っ白な空間に住んでいても、カビだらけになってしまっては元も子もありませんね。必ずこのようなことになるとは限りませんが、湿気の影響でカビやすく酷い状況になる可能性もあるということは頭に入れときましょう。
キッチンとコンロが使いにくい。
無印×URではキッチンの部分もフルリノベーションが施されていますが全ての物件でこちらのタイプのコンロが導入されていて見た目はとてもかっこいいのですが、火元が近いため二つ同時に使うのが困難でありキッチン台も白くて清潔感がありますが仕切りがないので使いやすさで考えると疑問が残るところです。
こちらの記事でも入居者の方全員がコンロやキッチンについて不満な点としてあげています。
不満と言えば、2口のキッチンコンロが鍋を並べて置けないところくらいでしょうか。
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使いにくい点はキッチンのコンロ。縦型のレイアウトで大鍋が同時に使えないことと魚焼きグリルがないこと。気になる点をあえて言うならカウンタ−キッチンのシンクからしずくが跳ね飛ぶこと。
やはり料理などで毎日使うキッチンは生活する上で、特に重要な部分だと思います。毎日の生活にストレスを溜めないように単身者で自炊をあまりしない方なら気にならないかもしれませんが、同居者と沢山の料理を作らなきゃいけない人や料理が好きな人は考える必要性がありそうです。
募集中の物件が上層階しか物件がない。
無印×URはやはり人気の為なのかサイトを見ていただくと分かりますが、現在募集してるのはほとんどエレベーターなしの5階や4階の上層階が多く、1、2階などの物件はほとんど貸し出しがないため階段の上り下りが不満に感じる方は避けておいた方が無難な印象です。
逆に言ってしまえば5階など普通に募集したらなかなか埋まりにくい物件を無印のリノヴェーションで売り出すというUR都市機構さん側の戦略でもあるでしょう。
同じ間取りのUR賃貸の中でも割高になってしまう。
またUR×無印の物件は元にあった部屋の間取りをリノベーションして付加価値をつけて売りに出しているので、同じ平米数で割引が効く部屋よりも家賃が2、3割程度高くなってしまうのも事実です。
無印が再生、バリューアップした高島平の団地。7万円だった46.24m2の部屋を8.7万円と強気の設定。そして、15部屋の募集に対して105組の応募。
以前、同じURの舘が丘団地の再生成功事例を見学にいきましたが、UR賃貸もやりますね。
— 長友佑樹@不動産ネット集客パートナー (@nagachanchan) 2014年4月6日
まとめ
広告だけで見ると、おしゃれで良さそうに見える無印×URですがイメージに惑わされずに、実際の自分の目で一度確かめてから、しっかり考えて契約した方が良さそうですね。
残念な点をたくさん上げてきましたが、それでも無印×URには他の賃貸や団地にはない魅力がある思います。
さらに最初はシェアルームを想定して作られた3つの個室がある新千里西町団地のRe+005は以前は浴槽がなかったのですが最近リフォームされてお風呂が取り付けられることになりました。
このように入居者や検討者が残念に思ってる部分のニーズを引き出してもっと素晴らしい暮らしを提案してくれるように無印×URのこれからに期待にしていきたいと思います。
お洒落で、低価格なマンションでしたら初期費用全て無料で、リノベーションや自分で部屋をカスタマイズできる
Village House
もオススメです。