土壁って何でできているの?? 土・砂・藁 三つの素材

 

 

 

土壁って何?? どうやって作られている??

 

 

土壁を塗る壁の下地ができたらいよいよ

壁に壁土を左官していきたいのですが、

今回はそもそも土壁って良く耳にするけど何でできているの??

と土壁の素材についてザックリ紹介していきましょう。

 

土壁とは名の如く土で造られた壁ですが、

一言で土壁と言い表してもその一番下地になる、荒壁

荒壁の上から表面を整える中塗り土

そして最後に色土を用いた仕上げ(漆喰や珪藻土も含まれる)

と大きく分けて三種類あります。

 

素材は大まかに分けて3素材

 

大まかに

藁すさ

の三種類

この三種類の分量や藁の大きさやを調整して、小舞から下地を重ねて強度を保ち表面は美しい壁が作られて行くのです。
それでは以下の三素材を簡単に説明していきましょう。

 


 

1         粘土質な土

 

 

 

土は土でもなんでもいいわけではなく土壁に使われる土については粘土質が使われます。

関西では良くこの粘土質な土が豊富にとれその採れる地名が土の名になりました。

関東では関東平野における火山活動の影響で粘土質な土が採れづらい為、 荒川の流域に多く産出する『荒木田土』と呼ばれるものが、多く使われます。

 


 

2       藁すさ

 

 

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土壁の素材2 藁苆(わらすさ) 藁は稲作の副産物として、草履や畳、陶器の釉薬、しめ縄など、この国の生活の中で捨てられる事なく活用されるが、土壁の素材としても欠かせないものとなっている。 この藁すさを土に混ぜ合わせる事により壁に塗りやすくなり乾燥の際のヒビ割れ防止やつなぎの目的で使われる。水と練り合わせて発酵させる事により強度のある壁土を作る事ができる。 昔の生活では容易く手に入るものだろうが、近くに農家がある訳でもなくネットでまとめ売りされているのを購入しました。 #茶室DIY #土壁 #壁土 #藁 #日本文化再構 #稲作 #もったいない精神

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粘土質な土に混ぜ合わせるのがこの藁すさです。

 

藁は稲作の副産物として、草履や畳、陶器の釉薬、しめ縄など、この国の生活の中で捨てられる事なく活用されていましたが、土壁の素材としても欠かせないものとなっています。

 

この藁すさを土に混ぜ合わせる事により壁に塗りやすくなりつなぎの目的で用いられます。

乾燥の際のヒビ割れ防止とも言われますが、一説によると藁を混ぜるからこそヒビ割れが生じるとの説もあります。

水と練り合わせて発酵させる事により強度のある壁土を作る事ができます。

 


 

3    砂

 

 

最後に砂です。

土壁は粘土状のドロドロの状態で左官するので土だけでは乾燥の際に伸縮してヒビが入ります。その為に砂を混ぜ合わせて伸縮するの防ぎまた左官する際のコテのキレ加減を良くし壁に塗りやすくする目的があります。

 

 


 

以上の三つの素材の配分や質感を変えて土壁は作られます。

次回はより詳しく三つの素材と

DIYでする際の調達の仕方を説明していきましょう。

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